106万の壁撤廃ってニュース
よく聞くけどよくわからない・・・
OK!
じゃあ損しないように解説していくね!
扶養とは
扶養には2種類ある
①税法上の扶養:扶養してくれてる人の所得税や住民税が安くなる
②社会保険上の扶養:自分が保険料を払わなくても、保険診療が受けられる
106万の壁撤廃に関係するのは
「社会保険上の扶養」の方だよ🙆♀️
106万円の壁とは
ある条件を満たすと扶養を外れて社会保険料を払わないといけないボーダーラインのこと。
現状
- 週に20時間以上の労働
- 月収8.8万円以上
- 2ヶ月以上働く見込みがあること
- 従業員が51人以上
- 学生でないこと
👆これら全てを満たすと扶養から外れないといけなくなる
変更後
「労働時間が20時間以上」のみに変更
今回の制度の変更で働く時間が変わらなくても『従業員が51人以下の中小企業で働く人』は扶養から外れるよ!
200万人に影響が出ると言われてる😳
なんで変更になったの?
簡単にいうと
年金の財源が少なくなってきてるから
年金を払ってくれる人を増やそうっていう国の作戦!
でも、国は今後もっと税金を徴収するために
将来的には扶養制度を撤廃しようと考えてるよ😭
扶養を外れることでの影響
メリット:手当・年金が増える
- 出産手当や傷病手当がもらえる
- 将来もらえる年金が増える
どのくらい年金は増える?
年金制度は元をとるとかじゃないけど
正直、年金が増えるのはメリットとは考えにくいね・・
今後、出産を考えてる人は扶養から外れてもメリットありそう🙆🏻♀️
デメリット:手取りが減る
シュミレーション
40歳未満・夫が社会保険に加入している主婦の場合で計算
Aパターン:130万円未満は社会保険の扶養に入っている場合(週20時間以内労働)
Bパターン:130万円未満も扶養から外れ社会保険を支払ってる場合(週20時間以上労働)
図
年収 | A | B |
103万円 | 102万円 | 87万円 |
106万円 | 104万円 | 90万円 |
110万円 | 108万円 | 94万円 |
120万円 | 116万円 | 102万円 |
129万円 | 124万円 | 108万円 |
130万円 | ー | 109万円 |
140万円 | ー | 116万円 |
150万円 | ー | 123万円 |
今後は、130万円未満の年収でも週20時間以上働くと扶養から外れるためパターンBとなる
結論!一番お得なのは!?
新制度でも扶養内で働く場合(パターンA)
- 120万円〜130万円以内で働く!
新制度で扶養から外れる場合(パターンB)
- 150万円以上働かないと手取りは上がらない!
扶養外れない裏技
やっぱり扶養から外れないほうが
良さそうだけど
収入減るのも痛い・・😓
そういう人は・・・
複数箇所で週20時間未満ずつ働けばOK(合計年収130万円未満)
現時点で、1つの職場で週20時間以上働くと扶養から外れるが
複数の職場で時間を合算してはいけないとは言われていない!
なので・・・
A会社:14時間/週
B会社:8時間/週
って感じで組み合わせて年収が130万円以下になるように調整すればOK
具体例
現在
従業員51人以下の中小企業で、年収129万円・扶養内で働いているAさんの場合
※月10.8万円:時給1100円 98時間勤務(週24時間)
だから裏技を使って・・
A会社で14時間、B会社で10時間働けばOK
これで同じ労働時間、同じ年収でも扶養から外れなくなる!!
まとめ
これはまだ確定してるわけじゃないけど、確定するとこんな影響が起こることを知っておこう!知らない間に税金搾取されないように一緒にお金の勉強頑張ろう🥰